言語文化学コース Linguistics and Literature

ことばの背後に潜む、
人間知性の深奥に迫ってみよう

言語文化学コースであなたたちは言葉に対するあらゆる興味を追求していくうちに、自然に語学・文学という学問の世界へ踏み込みます。言語文化学コースの6つの主履修分野のどこを選んでも、人間の言語の本質を考え、新鮮な感覚でその作品を捉えなおせることでしょう。この勉学の道は将来多種多様な進路を選べるように、強靭かつ柔軟な心を養っていく「心の実学」でもあるのです。

卒業論文テーマ例

  • 川端康成「古都」論
  • 中古・中世におけるカ系・ア系指示詞について
  • 日本語・中国語において快感情を表す形容詞の語義特徴分析
  • 莫言長篇小説構成研究―《蛙》を中心に
  • An Analysis of the Vague Relationship between Victor and the Monster in Frankenstein
  • A Study on Indefinite Uses of Personal Pronouns in English
  • ドイツのコミュニケーションにおけるジェスチャーの研究
  • 現代社会におけるクリスマス市の役割と展望
  • フランス語の半過去形に関する英仏対照研究
  • 一人称小説のリアリティー ― 『時間割』と『異邦人』を中心に ―
  • エスペラントの動詞述語の格枠組みについて
  • 多義的なオノマトペはどれほど多義的か

このような研究をしています

私は、英語学、中でも英語の構文を中心とした研究をしています。英語の表現を詳しく調べていくと、それまで気づかなかった面白い事実が次々と出てきます。英語のネイティブ・スピーカーが当たり前に使い分けている表現でも、日本人にはよく理解できないことがたくさんあります。日本人の視点から英語を眺める(研究する)ことで、普段意識されていない「ことばの不思議」に気づき、さらに「ことばのしくみ」の解明へとつなげていきたいと思っています。

教授写真
言語文化学コース
堀田 優子 HORITA Yuko
[主履修分野] ê 日本語学日本文学 ê 中国語学中国文学 ê 英語学英米文学 ê ドイツ語学ドイツ文学 ê フランス語学フランス文学 ê 言語学

 言語文化学コースの学生は3年次から特別プログラムを選択することができます。特別プログラムは考古学・言語認知科学・比較文学からなり、学生はコース・分野の枠を超えて学ぶことができます。
 本プログラムは平成28年度入学生の3年次から実施となります。また、特別プログラムを選択した学生の身分上の所属はプログラムではなくコース・分野となります。コース・分野の選択時期は従来通り1年次末(2年次進級時)です。
 特別プログラムのページはこちら

日本語学日本文学

日本語の構造(音韻、文法、語彙など)や歴史について明らかにしたり、日本語を取り巻く諸問題を考えるのが日本語学です。これらの探究を通して、日本語を客観的にとらえる力を身に付けていきます。

他方、日本文学では、古代から現代に至る多くの作品、文献を対象に、その内容、および背景について明らかにします。テクストを丹念に読み解く力を磨き、文学の持つ役割、さらに人間、文化に対する洞察を深めます。

日本語も、日本文学の作品も身近な存在ですが、まだまだ分からないことが数多くあります。
それだけに、様々なことを新たに発見する可能性にも満ちています。身近な発見から世界を見つめなおすことが、この主履修分野の特色です。

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中国語学中国文学

日本にとって中国はますます重要な存在になっており、日本で生活する中国人も増えています。本主履修分野では、中国のことばや文学を軸に勉強し、日本や諸外国との比較を通じて中国人のモノの考え方を理解します。

また長期・短期の留学を通じて、実際に中国の社会や文化に触れることで、中国理解を一層深めることもできます。留学が無理でも、私たちの研究室には多くの中国人留学生がいるので、居ながらにして交流することもできます。

中国には悠久の歴史と多様な文化があり、学習・研究対象は無尽蔵と言っても過言でありません。中国語を手段として、これらの対象に挑戦し、将来国際社会でも活躍できるような有為の人材を育てたいと願っています。

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英語学英米文学

英語学英米文学教室では、英語、英米文学・文化の教育・研究を通して、英語ということばについて深く理解し、実践的な運用能力を身につけるとともに、文学・文化に対する豊かな感性と想像力を培い、グローバルな社会に求められる優れた人材を育成することを目標としています。

話す、聞く、読む、書くの4 技能を伸ばすスキル系科目が履修できるだけでなく、より専門的に、英語ということばのメカニズム、英語によるコミュニケーションの実態を深く理解し、それを応用・実践する科目が用意されています。

グローバルな社会で必要となる感性と想像力・創造力は、英米文学・文化の科目で磨くというように、全体として充実したカリキュラムが用意されています。

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ドイツ語学ドイツ文学

ドイツ語・ドイツ文化・社会というと、ゲーテやベートーベン、環境政策や福祉、そして高い工業技術などを思い浮かべます。
どこか勤勉で生真面目な日本の文化と似ているといわれることもあります。私たち近現代の日本人には、ドイツ語の文化・社会に関心を持ちながら、自分を理解し、他者を理解してきたと言える面があります。

私たちの主履修分野では、初歩から積み重ねて徐々に使えるドイツ語を身につけます。その上で、ドイツ語圏のことを楽しく理解する勉強をします。

文学や言葉の研究に限らず、私たちと同じ、生身の人間が営んでいるドイツ語圏のいろいろなことを、自分の興味にひきつけて、幅広く勉強してもらいたいと思っています。

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フランス語学フランス文学

フランス語やフランス文学を専門として選ぶということは、フランス語の運用能力を身につけ、さまざまな分野(文学、思想、音楽、美術、モード、スポーツ、経済、政治、国際協力)に現れるフランス的世界を知ることを意味します。

フランス語とはどんな言語なのか、フランス文学はどんなメッセージを発しているのか。こうした考察は、必然的にフランスの歴史にも関わりますから、現在のヨーロッパを理解するうえでも重要なものとなるでしょう。

フランス語に関しては、読む・書く・聞く・話す能力を総合的にバランス良く向上させるための授業プログラムを用意しています。文化に関しても、専門的な講義を通じて深く学ぶことができます。

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言語学

言語学は「ことば」のしくみを、さまざまな角度から科学的に解明しようとする学問分野です。日本語や英語などのよく知られた言語も研究対象となりますが、世界の一風変わった言語や日本の地域方言の研究をしてみたい人に、言語学主履修分野での勉強をお勧めします。

授業では音声、文法、意味、あるいは歴史的な移り変わりなど、ことばのさまざまな側面についての研究方法を学びます。実習科目では、方言調査を現地に出かけて行なったり、コンピューターを使った音声分析の手法を学んだりします。

言語構造の多様性についての理解を深めることを目標に、アムハラ語やアイスランド語といった言語を実際に学習する演習科目もあります。

担当教員

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授業風景

voice|学生の声

私は時折、日本語や日本文学を学ぶことの意義を考えることがあります。社会の役に立つのか。研究の価値はあるのか。と自問しますが、決して無意味なものとは思えません。過去の人々の思考や社会への影響など、文学作品に向き合った際の思索の対象は多岐に渡ります。これらは今を生きる「人間」について知る手がかりになり得るものです。実学と呼ばれる学問では得難いものではないでしょうか。皆さんにも日本語や日本文学に触れ、自らの思考を組み立て、思索を深める楽しさを味わってほしいと思います。

学生写真
言語文化学コース・
日本語学日本文学主履修分野

言語学研究室に所属していると、「あなたは何語を勉強しているの?」とよく聞かれますが、これはなかなか難しい質問です。なぜなら私たちがやっているのは“語学” ではなく“言語学” だからです。“言語学” では世界中に存在する言語そのもののメカニズムを理解することを目的に勉強しています。言語は概念的で理解するのは難しいのですが、今まで何気なく使っていた言葉に法則性があり、それによっておこる現象にも名前があるのを知ると何とも言えぬ感動があります。皆さんにもぜひ、この感動を味わってみてほしいです。きっと大学生活がものすごく充実したものになると思います。

学生写真
言語文化学コース・
言語学主履修分野

人文学類では、二年次から主履修分野の研究が始まります。みなさんは大学での研究、というとどのようなイメージを持っているでしょうか。普段、わたしたちは研究室の仲間と一緒に研究や課題に取り組むことが多いです。まずはいろいろな研究室を覗いてみてください。きっと今までのイメージが変わるような発見があることでしょう。
 わたしが所属する仏文研究室は、先輩後輩や先生方と集まっておしゃべりしたり、勉強したり、ご飯を食べたりと今のわたしの学生生活に欠かせない場となっています。フランスという国が持つ文化は、日本でもいろいろな所で目にすることが出来ます。仏文で学べることは、フランス語やフランス文学の知識だけではありません。フランスに関すること全般に少しでも興味があれば、面白いと思える話が聞けると思いますよ。
 ぜひ仏文にも遊びにきてくださいね!

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言語文化学コース・
フランス語学フランス文学主履修分野
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