「人文学の一つの専門領域を深く学びたい。」「隣接領域を含めて幅広く学際的に学びたい。」──こうした多様な学生の志向性に適切に対応するため、人文学類はプログラム制を採用し、深い人文学的教養、問題発見能力、的確な自己表現能力、そして高いコミュニケーション能力を身につけた将来性の豊かな真のゼネラリストの育成を目指します

プログラム制の特徴

学びながら自分の関心に合わせて選択が可能です

2年次に学生は従来の履修分野より広い枠組みの「プログラム」（計7プログラム）を選択します。そして、そのプログラム内で提示される「標準的履修モデル」（現在計28モデル）を参考にしつつ自分の関心に合わせて主体的に専門の学びを設計します。プログラム内で提示される「標準的履修モデル」には、従来からの専門分野を元にした履修モデルだけではなく、これまで立てることのできなかった学際的な新規領域も履修モデルとして設定されています。

これにより、各自が学びを進める中で生まれた、「より深い学び」への要請にも「より学際的・総合的な学び」への要請にも応えることができます。また、「心理学」プログラムに「公認心理師取得履修モデル」を設定し、人間社会学域の公認心理師養成プログラムに対応しました。

プログラムおよび標準的履修モデル

人文学的教養もおろそかにはしません

専門教育において「人文学基盤科目」クラスターを設定。選択するプログラムに関わりなく、すべての学生は14（あるいは16）単位以上を人文学基盤科目クラスターから選択（必修4単位あり）・履修し、人文学の基礎的知識や方法論を分野横断的に学び、幅広い人文学的教養を身につけることができます。

副専攻も設定可能です

各プログラムにおいて、25単位程度の副専攻を設定します。学生は自身の関心の広がりに応じて、選択プログラム以外のプログラムで設定されている副専攻を文字通りサブ・メジャーとして履修することができ、学際的・総合的視野を身につけることが可能になります。

卒業までの履修イメージ

人文学基盤科目（単位・対象学年）