第9回金沢大学人文学類シンポジウム 「こころを支える認知の働き—記憶、加齢、メンタルヘルス—」 (2015年12月5日(土)開催)
お知らせ|INFORMATION

第9回金沢大学人文学類シンポジウム
「こころを支える認知の働き—記憶、加齢、メンタルヘルス—」
(2015年12月5日(土)開催)

2015年10月27日

人文学類心理学コースの主催で、第9回金沢大学人文学類シンポジウム 「こころを支える認知の働き—記憶、加齢、メンタルヘルス—」を開催いたします。入場無料・事前申込みなどは不要です。どなたでもご参加いただけますので、ご自由にご来場ください。

第9回金沢大学人文学類シンポジウム
「こころを支える認知の働き—記憶、加齢、メンタルヘルス—」

現代に暮らす我々が直面する問題の多くは「心」と関係があります。心理学は、心を様々な側面から科学的に解明することを通じて、これらの問題の解明・解決に役に立つことを目指しています。このシンポジウムでは、嫌な記憶への対処の仕方、高齢者の心の働きについて正しい知識をもつことの重要性、加齢が与える影響と個人差を脳の測定から調べる試み、精神疾患や感情に関わる問題の治療法について、金沢大学人文学類の前身である文学部を卒業し、心理学研究の第一線で活躍する若手研究者からお話しいただきます。特に、日々の生活の中で心が行っている情報処理の仕組みである「認知」をキーワードとして、現在注目されている話題について最新の知見をわかりやすく紹介していただき、北陸地域における今後の心理学の研究と教育の方向性を展望します。

 

  • 日時: 2015年12月5日(土)14:30~16:45(受付・開場14:15)
  • 場所: 石川県政記念しいのき迎賓館 2階ガーデンルーム
       (石川県金沢市広坂2丁目1番1号)
  • 企画:金沢大学人間社会学域人文学類心理学コース
  • 協力:北陸心理学会、北陸心理学会第50回大会記念企画委員会
  • 入場無料、 事前申込不要、どなたでもご参加いただけます

  • プログラム:
     司会:松川順子(金沢大学人間社会学域人文学類 教授)

    小林正法(日本学術振興会 特別研究員・名古屋大学:平成20年金沢大学文学部卒)
    「嫌な記憶はどうやったら忘れられる?—ネガティブな記憶の抑制とその応用可能性—」

     嫌な記憶(ネガティブな記憶)をふとした時に思い出してしまい、落ち込んだ気分になる。このような出来事は多くの方が経験されたことがあるのではないでしょうか?心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病などの精神疾患では、ネガティブな記憶を思い出すことが症状の持続化に関わることも知られています。本講演では、最新の知見を挙げながら、忘れることの良い面をご紹介し、我々が望まない記憶を忘れるという認知機能を持つかどうかを考えていきます。

    松田崇志(明治学院大学 助手:平成17年金沢大学文学部卒)
    「認知心理学から考えるエイジング教育の重要性」

     日本では高齢化が進んでいますが、高齢者の方と触れ合う機会は少なくなっています。このような事態は高齢者の方への偏見や老いへの誤ったイメージを生む可能性があります。それを避けるためには、高齢者について“ 正しく”理解する機会があることが重要です。また、正しい理解は高齢者自身の生活をより豊かなものにしてくれるでしょう。年を取ること(エイジング)についての教育の重要性は明らかですが、そのような取り組みは少ないというのが現状です。本講演では、認知機能の加齢変化に関する研究を紹介し、いかにエイジングに対して誤った認識を持っているかを示し、認知心理学の点からエイジング教育の重要性について考えていきます。

    國見充展(ATR脳情報解析研究所 専任研究員:平成16年金沢大学文学部卒)
    「脳機能計測によって認知機能をとらえる」

     MRI、EEG、MEG、NIRS といった装置を用いた「脳機能イメージング研究」が進み、脳のどの領域がどのように活動するかをとらえることができるようになりつつあります。現在、この技術を応用して、脳の働きから認知機能の加齢変化や個人差を評価する手法の開発が進められています。本講演ではこの取り組みに関する研究の紹介をしつつ、脳機能イメージングとは何か、それぞれの計測装置で何が測れるのかを概説し、ヒトの心のうごきや認知のはたらきをとらえる上での脳機能計測の役割についてお話します。

    吉村晋平(追手門学院大学心理学部 講師:平成16年金沢大学文学部卒)
    「"認知"は人の心の問題を説明することができるか?」

     認知行動療法とは、うつ病などの精神疾患の治療に有効といわれている心理療法の一つです。認知行動療法では、うつ病のような人の感情や行動の問題に認知が重要な役割を果たすと考えます。しかし、認知行動療法で扱う認知が、心理学の一般的定義とは異なるのではないかという問題は長年議論の対象となっています。今回は、認知行動療法の手法や理論から、認知行動療法で扱われる認知についての近年の研究の動向を紹介しながら、人の心の問題を“ 認知”によってどこまで説明できるかを考えたいと思います。

    【指定討論】
    永井康司(医療法人社団浅ノ川桜ヶ丘病院 臨床心理士)
    松川順子(金沢大学人間社会学域人文学類 教授)

      広報ポスター( 画像上をクリックすると拡大します↓ )

 

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